地蔵滝の泉・・・・・・伯耆町丸山・・・・・平成の名水百選

地蔵滝の泉。大山地域活性化講座の中で教わりました。場所は、伯耆町丸山。大山ロイヤルホテルの北西、約1kmくらいの所です。ホテルから、大山平原ゴルフ場へ向かうと、佐陀川にかかる丸山橋があります。この橋を渡る前に、左手に側道があり、これを下り、橋の下をくぐったところに地蔵滝の泉があります。ここは、古くは米子、出雲方面から大山参りする道筋の一つです。

上の写真。ここが泉です。泉の奥と、右手から水が流れだしています。水が汲める所は、泉の右手にあります。

水が汲めるところは、下の写真のお地蔵さんの後ろになります。

ここの案内板によると、かつては昼でも薄暗い森林に覆われ、5メートルほどの滝でしたが、昭和34年(1959年)の伊勢湾台風に伴う豪雨等で崩壊したそうです。案内板に崩れる前の滝の写真がありました。(この写真はサイズが小さく出来ません。写真をダブルクリックすると、写真だけ見られます。上下、左右のスライダーを動かして見てください。)

平成の名水百選は、平成20年(2008年)環境省で選定されました。これ以前にも、昭和60年(1985年)に当時の環境庁によって名水百選が選定され、この辺りでは、米子市淀江町の「天の真名井(あめのまない)」が選ばれています。
地蔵滝の泉の水質は、硬度50mg/l、PH6.2と少し酸性寄りの水です。販売されているミネラルウオータで、PHが記載されているものは中性からアルカリ性です。ここの水はどうして酸性なのでしょう。気になります。
私は、ここの水よりも、大山の「清浄泉」の水がおいしいと思っています。