地蔵滝の泉(2)・・・・・砂防堰堤

地蔵滝の泉は、水が豊富で、灌漑用にも使われています。ここの上流、大山北壁や、谷筋の水は、大山寺橋の下を下ります。その後、川は途中で水がなくなります。水は地下にもぐってしまいます。1/2万5千分の地図にも、川の記号がありません。確かに、丸山橋を渡って500mほど先の大山平原ゴルフ場の駐車場から見た佐陀川には水がありません。写真は川の上流、大山方面を見ています。大雨が降った時に川になるそうです。
ここ地蔵滝の泉の上あたりから川の地図記号が出てきます。この辺りから水が湧き出してきているのです。
橋の下に大きな砂防堰堤が作られています。高さは10mくらいあります。地図を見ると、川の上流にもいくつかの砂防堰堤があります。堰堤はいつ頃出来たのかわかりませんが、これがなければ地蔵滝の泉はなくなっていたかも知れません。水位が下がり、灌漑も出来なくなったでしょう。下の写真は橋の下、下流側を、堰堤の上から撮っています。