ウド、シシウド、エゾノヨロイグサ

今日は青空が久しぶりに一日続きました。大山を歩くと、ウドに良く似た植物をあちこちで見ます。シシウドと呼ばれています。食用にはしません。葉だけ見てウドとシシウドを区別するのはなかなか出来ませんでした。葉の大きさによって、シシウドも普通のウドに見えるからです。花が咲くと良くわかります。そうこうしているうちに、エゾノヨロイグサなる植物があることを知らされました。
最初にウド。


「花は線香花火そっくり」と、大山の住人たち(森本満喜夫 著)に載っています。確かに、数日前にした線香花火が浮かんできます。
次は、シシウド。


小さな花がカリフラワー状に集まっています。
最後が、エゾノヨロイグサ。
大山の裾野のほうでは見かけません。山野草収集生花作家(8月11日の日記)の方に頂いた写真の中にありました。
ユートピアの避難小屋横です。写真の中央付近にある白い花も、エゾノヨロイグサです。シシウドの花をぎっしりと寄せ集めたように見えます。茎は紫色です。
北海道、サハリン、中国北東部、朝鮮半島に分布し、本州中部以南では、唯一大山だけに観察されるそうです。・・・続大山の住人たち(森本満喜夫 著)より。

ウドは、ウコギ科。シシウド、エゾノヨロイグサは、セリ科だそうです。