ヤブコウジ・・・・十両・・・・古名はヤマタチバナ

赤い実を付けたヤブコウジ。大山では久しく見ていません。11月15日、三徳山投入堂に登る途中、道中の真ん中あたりの道端で久しぶりに見ました。


大山の住人たち(森本満喜夫著)によれば、古名をヤマタチバナといい、大伴家持万葉集にヤマタチバナを詠んでいるそうです。
私が小さい頃は、近くの山にいっぱいありました。日陰を好む植物ですが、山の手入れが行き届かなくなり、あまりにも日陰になりすぎたのではないかと、道端のヤブコウジを見てそう思いました。
ヤブコウジ十両とも呼びますが、それよりもヤマタチバナが響きが良く、姿に合うと思いました。ヤブコウジ科。