大山寺周辺2017年以降の整備事業について
2016年終わりから2017年初めにかけて、新聞や、大山町議会だよりに掲載されていた大山寺周辺の整備事業について抜き出してみました。
日本海新聞2017.1.3記事の見出し
大山1300年祭―大山の整備
伯耆国「大山開山1300年祭」
―日本はじまりの地『大山』―
変わる参道
以下、内容の要点です。
(1)旧ゆきやま山荘と隣接空き地の整備
モンベルの資産管理会社が空き店舗を買い取り、町が施設を整備し、大山観光局出資の民間会社が管理運営に当たる。
鳥取県、大山町、地元が進める「大山にぎわいプロジェクト」の一環として、国の補助金を活用して、総事業費、2億8100万円で整備予定。
現施設を解体し隣接空き地と合わせて、計約850平方メートルに、平屋建て施設を新築、5店舗程度のテナント入居を想定し、2018年度中の本格営業を目指す。「山の駅」として整備する。
(2)旧こもれび館整備
大山寺参道の入り口にある、4階建ての建物。
モンベルの資産管理会社が土地と空き店舗を買い取り、大山観光局出資の民間会社が管理運営に当たる。
1階は、日本遺産の案内所やツアーデスク、町が進めるエコトラック拠点
2階は、カフェレストラン
3,4階は、ゲストハウスを想定している。
2017年度中のオープンを目指す。
(3)大神山神社奥宮の参拝駐車場の下側、大山参道ギャラリーの道を挟んでほぼ向かい側の空き地整備
富裕層や、外国人観光客をターゲットにした、「オーベルジュ式宿泊施設」が、2017年(平成29)春、開業する。
注:オーベルジュとはフランス語で、「宿泊の出来るレストラン」
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以下は、2016年10月27日発行の 議会だよりだいせん46号に掲載されていました。
(4)大山寺阿弥陀堂の改修
「教育民生 常任委員会のページ」
国による大規模改修事業の内容として、老朽化した屋根や回廊部分の腐食などで修理が必要になった。総事業費約1億6千万円。完了時期は書いてありません。
(5)参道ギャラリー解体へ
「質疑・討論のページ」
解体のための設計費用を計上した。実際の解体は、2017(平成29)年度を予定している。解体後は、緑地。
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■ 旧ゆきやま山荘と隣接空き地
2016年11月12日撮影。遺跡調査のトレンチがあります。
■ 大神山神社奥宮の参拝駐車場の下側、大山参道ギャラリーの道を挟んでほぼ向かい側の空き地
2016年11月12日撮影。遺跡調査のトレンチがあります。
写真左寄りの樹木の奥に見えている建物が、大山参道ギャラリーです。
■ 旧こもれび館
2016年11月3日撮影
こもれび館は、2015年春から、営業していませんでした。
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新しい大山の姿を楽しみにしています。