竈門山寺(かまどさんじ)=筑紫国大山寺(だいせんじ)

大宰府天満宮の近くに、竈門山寺(かまどさんじ)跡があると聞いていたので、行って見ることにしました。そこは、大山と関係のある所だからです。現在は寺は無く、竈門神社(かまどじんじゃ)の入口の石段を上がる途中にその遺構が残っているそうです。
古くは、竈門山寺は筑紫国大山寺(だいせんじ)で、鳥取県の大山寺は、大山寺(だいせんじ)とは呼ばれていませんでした。
祈りの山大山 その歴史と自然」杉本良巳 日本海新聞連載
 筑紫国大山寺(1)、(2)2010年8月27日、28日掲載によると、
「・・・・延歴22(803)年、最澄が入唐の安全を祈り、薬師仏4体を彫ったときの寺名は竈門山寺であったが、円仁が帰朝した承和14(847)年には大山寺と寺名を変えていた。・・・・」
「・・・・大山(寺)の寺号そのものも、筑紫国大山寺から移入されたと推定される・・・」とされています。
残念ながら、時間の都合で、到達できませんでした。
下の図は、竈門神社の案内パンフレット。


パンフレット裏の案内によると、太宰府天満宮からバスで8分で神社前まで行けたようです。今回は、歩き始めて15分くらいで引き返しました。事前の調査が不十分でした。
下の写真は、宝満山と思われる山。宝満山の登山口付近に竈門神社があるという。(ネットで宝満山の写真を見ると、修験の山という印象を受けました。)

太宰府天満宮


ここの名物、梅ヶ枝餅はうまかったです。