吉野ケ里歴史公園/妻木晩田(むきばんだ)史跡公園

2014年11月15日、佐賀県にある、吉野ケ里歴史公園に行ってきました。弥生時代の、
日本最大級の弥生時代の遺跡です。この遺跡の特徴は、
(1)全長1.5kmにも及ぶ環濠を持つ国内最大級の環濠集落、
(2)全長300m、約500基の甕棺墓列(かめかんぼれつ)を持つ、
(3)主祭殿や物見櫓などの大型建造物を持っていることです。
国営公園区域と、県立公園区域で構成され、総面積117haです。
下の図は、吉野ケ里史跡公園マップ。マップの茶色の線が環濠で、環濠の長さには圧倒されました。

下の写真は、甕棺と、甕棺墓列。甕棺墓列は、マップの上の方にあります。


下の写真は、物見櫓と、櫓の上から見た環濠です。


下の写真は主祭殿とその上から見た様子です。


下の写真は、帰りにゲート近くで撮った写真ですが、
主祭殿が見えます。

滞在時間は、約4時間。環濠の大きさにはびっくりしました。
鳥取県にも、吉野ケ里に負けない、同時代、弥生時代の遺跡があります。
妻木晩田(むきばんだ)遺跡です。現在は、鳥取県立むきばんだ史跡公園と呼ばれています。
特長は、(1)四隅突出型墳丘墓(よすみとっしゅつがたふんきゅうぼ)を持つこと
(2)環濠集落であること、(3)超多数の鉄器が発掘されたことです。
総面積は約170ha、国指定史跡として、約152haあります。
吉野ケ里歴史公園は、やはり国の史跡公園ですね。お金がかかっているなと思いました。
この日の入場者は、午後2時ごろで600名だそうです。