2013年の「大山さん」・・・・・2013年5月24日

大山のガイド予定があるので、コースの下見と元谷にも行って見たくて、5月24日、久しぶりに大山に行きました。5月24日は、大山寺の祈願法要で「大山さん」と呼ばれている日です。一時、休日に移したこともありましたが、現在は24日に戻されました。24日が、十斎日(*1)のお地蔵さんの縁日に当たることから、その日にあてられたと聞いています。
「大山さん」で、阿弥陀堂が無料公開されていました。阿弥陀堂へ上がる参道の右側の「僧坊跡」がきれいに掃除されています。通常、奥のほうは草や小木に覆われて、参道脇の石垣しか見ることができません。大山に来るようになって初めて見ました。

阿弥陀堂で、阿弥陀堂を公開している、「西明院谷を守る会」の方に話を伺うと、円流院の住職が、ここを訪れる人に、僧坊の石垣を見てもらいたいと掃除をされたそうです。掃除に使われた道具が写真に写っています。
阿弥陀堂阿弥陀三尊像

金門から見た北壁。

下の写真は、元谷から見た北壁。元谷から見た北壁の迫力は写真では伝わりません。行った人のみが味わえる景色です。

望遠で撮ると、登山者が見えます。
下の写真、草鳴社ケルンの左。

下の写真、山頂直前の木道を歩く人が見えます。

帰りに、大神山神社の「福迎えの神事」が12時から行われると聞いていたので、行きました。これも「大山さん」の祭りの一つです。

残念ながら、福迎え餅は拾えませんでしたが、買って帰りました。

来年、平成26年は、3年に一度に行われることになった「御幸」があります。
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(*1)デジタル大辞泉の解説
じっ‐さいにち 【十斎日】
1か月のうち、諸天王が四天下を巡察するという10日間。この日に配当された仏名を念ずると、罪を滅し福を増すという。1日は定光仏、8日は薬師仏、14日は賢劫千仏(けんごうせんぶつ)、15日は阿弥陀仏、18日は観世音菩薩、23日は勢至菩薩、24日は地蔵菩薩、28日は毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ)、29日は薬王菩薩、30日は釈迦牟尼仏(しゃかむにぶつ)。