神武天皇陵・橿原神宮・・・・・サカキの花

神武天皇陵と、橿原神宮は、直線距離で約1km離れていますが共に畝傍山の麓にあります。
2010年6月24日、奈良県橿原市にある神武天皇陵に参拝しました。


神武天皇日本書紀で建国の天皇とされています。質素な陵墓です。
神武天皇陵ホームページによると、「ここを神武天皇の御陵と定めたのは幕末の文久3年(1863)のこと。」
以下、神武天皇について広辞苑より。「記紀伝承上の天皇。名は神日本磐余彦(かんやまといわれひこ)。伝承では、高天原(たかまがはら)から降臨した瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の曾孫。彦波瀲武鸕□(フォントがありません)草葺不合尊(ひこなぎさたけうがやふきあえずのみこと)の第四子で、母は玉依姫日向国の高千穂宮を出、瀬戸内海を経て紀伊国に上陸、長髄彦(ながすねびこ)らを平定して、辛酉の年(前六六〇年)大和国畝傍の橿原宮(かしはらのみや)で即位したという。日本書紀の紀年に従って、明治以降この年を紀元元年とした。畝傍山東北陵(うねびやまのうしとらのすみのみささぎ)はその陵墓とする。」
次の日、6月25日朝6時過ぎ橿原神宮へ参拝しました。朝のラジオ体操をする人が沢山集まっておられました。

玉砂利がすじ状に掃き清められ、歩くのも心地よく感じました。


以下、橿原宮橿原神宮(マイペディア99 日立デジタル平凡社より)
橿原宮(かしはらのみや)・・・・・記紀神武天皇が即位したといわれる宮。現在の橿原神宮境内が伝承地」
橿原神宮(かしはらじんぐう)・・・・・奈良県橿原市久米町に鎮座。旧官幣大社神武天皇と媛蹈鞴五十鈴媛(ひめたたらいすずひめ)皇后をまつる。1890年に皇紀2550年として橿原宮の跡という地に創建。例祭は2月11日。」
創建は、1890年(明治3年)ですから、120年前になります。広々として、ゆったりとした落ち着いた印象を持ちました。伊勢神宮よりも重くない感じです。
帰りに見た、サカキの花。盛りは過ぎていますが、甘いいい香りです。ヒサカキ(しぶき)の香りとは比べ物になりません。サカキの花は初めて見ました。

橿原神宮の入り口です。

平城遷都1300年祭「奈良に国の成り立ちを訪ねる」という名和歴史研究会のH22年視察研修旅行は、梅雨の晴れ間に当り、無事終了しました。