大山山開き祭(2)・・・・僧坊跡巡り

2010年6月6日(日)大山山開き祭。ボランティアガイドと一緒にハイキング。登山はちょっと無理と言う方にお薦めの、大山寺周辺を歩く、参加費無料のイベントです。
去年は雨でしたが、今年は、前日も当日も晴天で何よりでした。参加していただいた方も、今年は3組20名です。
私は、「僧坊跡巡り」(*1)コースを、金門の夕日と松明行列の写真をもらったSさんと一緒にガイド。コースは、情報館→豪円山途中の世代墓→のろし台→寂靜山→お里の松→僧坊跡の石積みで区画された平坦な僧坊跡を見ながら、遺跡発掘調査中の僧坊跡→下山神社、大神山神社です。大神山神社の標高は900m。
大山ぶらりまっぷと、大山僧坊跡石垣等測量図(大山町教育委員会調査)を手に歩きました。
のろし台から少し下りた所で、去年雨の中、横手道を歩いた大阪の方に会いました。今年も大山に来られました。うれしいですね
下の写真は、お里の松から見た北壁。

時間のゆとりがあったので、大神山神社から元谷まで行きました。
途中登山された方とすれ違います。
下の写真は元谷から見た北壁。元谷は標高1,000mです。

上の写真の、Δ形に砂が溜まっている所を「大ガレ」と呼んでいます。大ガレの上が、剣ヶ峰(標高1729m)左側の大岩を大屏風岩、右側を小屏風岩と呼んでいます。

稜線の小屏風岩の右がラクダの背と言われている、狭くて危険な所です。今年の6月2日に転落死亡事故がありました。北壁の縦走は禁止されています。
帰りは、大神山神社→石畳の参道→情報館。時間は3時間でした。
数十年前に大山登山したことがあると言われていましたが、大山寺周辺は初めてだそうです。昨日は、阿弥陀堂で座禅の後、大山寺、金門、大神山神社を別のガイドの人と歩き、夜は、松明行列に参加されました。僧坊巡りの後は、妻木晩田に行かれるそうです。天気がよくて何よりでした。古い大山の記憶と、大山とその周辺を満喫されたことでしょう。季節を変えてもう一度おいでください。お待ちしております。
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(*1):「だいせん体験めにゅーぶっく」(大山旅館組合 大山文化環境圏協議会 発行日 平成22年3月)に掲載されています。
このメニューブックには、大山に泊まり、大山を体験するいろんな企画が掲載されています。問い合わせ先:大山町観光案内所 鳥取県西伯郡大山町40−33
電話:0859−52−2402
http://www.daisen.gr.jp
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