妻木晩田遺跡と孝霊山
初冬のこもれびに映える里山の紅葉がきれいです。国道9号線、今津から妻木川(むきがわ)に沿って少し上がった辺りからほぼ南を見ていることになります。
手前の紅葉している低い山が、妻木晩田山、妻木晩田遺跡(むきばんだいせき)です。今から1700年〜2000年前に栄えた152haに及ぶ、国内最大級の弥生時代の集落跡です。写真ほぼ中央に、復元建物が見えます。日本最大級の弥生時代の遺跡として、写真のづっと左奥で発掘調査が続けられています。
写真奥に見えるのは、孝霊山です。韓国から大山と背比べに持ってきたのですが、大山が高すぎて置いて帰ったと言う山です。瓦山、唐山、高麗山と書くこともあります。麓には、高麗(こうれい)、唐王(とおのお)と呼ばれる地区もあり、朝鮮半島との関係の強いことがうかがえます。