木谷沢・障子ヶ滝・・・・・・冬のブナ林

2012年4月7日、大山自然歴史館の研修で行きました。到達目標場所は、大山環状道路、鍵掛峠の西、木谷沢入り口から1時間ほど上った障子ヶ滝下です。歩き始めたものの、はまる所があり、スノーシューを着けることにしました。ここの積雪は、2.1m。
上へ行くと別ですが、この辺りのブナ林は、大正時代の終わりごろ切り出され、今のブナはその後育ったものだそうです。約90年くらいです。
幹まわりから求めたブナの直径は、32cm。

二つのとんがりのうち右側が烏ヶ山です。ここに来る途中にも見えるところがあったのですが、木の枝にじゃまされていました。、


トチノキの新芽。指で触ると糊が付いているみたいに、引っ付きます。写真でも、何か付いていますが、現地ではよく見ていませんでした。

ホウノキの新芽も、目の高さにありました、少し細長く、ネバネバはありません。通常、トチノキホウノキの枝も手の届かないところにあります。この辺りの積雪は、2.7m。人の身長を加えると、人の目の高さは、4mを少し越えます。見る樹木の景色が変わって見えます。
下の写真は、沢に生えている、サワグルミです。

今日の終点に着きました。障子ヶ滝です。国土地理院の地形図には記載されていませんが、こう呼ばれています。人の立っている所の標高は約1,000mです。

下の写真では2枚の屏風か、障子かを立てたように見ることもできます。ここから障子ヶ滝と呼ばれるようになったのでしょう。

上のほうにズームアップしてみると、つららがありました。水が流れ落ちているのでしょう。

帰りに見た、巨大ミズナラ。幹まわりは、555cm、直径177cmです。胸高直径は、もっと大きいでしょう。

そのほかの写真
出発地に帰って来ました。上り90分、下り60分でした。

写真の奥側に向かって500mくらい行くと、鍵掛峠です。

鍵掛峠から枡水原までの環状道路は除雪が完了せず、まだ開通していません。大山寺からは三机を経由して、奥大山スキー場の下を通って来ました所要時間40分。帰りに撮った、三机の有名な写真の撮影ポイントです。