ヤマハンノキとヤシャブシ

ヤマハンノキ。撮影は、2011年4月30日。

大山治山道路を進み、元谷の入り口に、少し広いところががありますが 、道の左手で見つけました。1〜2cmくらいの松毬(まつかさ)が付いています。
ヤマハンノキというのだそうです。途中で見た、ヤシャブシだと思っていましたが違います。(葉が付くと、ヤマハンノキは鋸歯のある丸い形で、ヤシャブシは、シデやケヤキの葉のような形をしていて区別できますが。)
松毬の形をした黒いのが、昨年できた実。細長い房の、長い方が、今年の雄花、短い赤色の方が、今年の雌花だそうです。
根には、根粒菌が共生し、川原が氾濫した後などの荒地でも育つ植物です。ヤシャブシ根粒菌が共生し、ヤマハンノキと同じように荒地でも育ちます。
どちらも、分類上はカバノキ科ハンノキ属です。
なお、ヤシャブシの雄花序には柄が無いことで区別できるそうです。