御来屋海岸魚付保安林整備事業(2)・・・・・(マツクイムシ)抵抗性黒松

昨日に続き、御来屋海岸魚付保安林整備事業(2)。(マツクイムシ)抵抗性黒松について。
私の子どもの頃は、周りの山は松林だった。昭和40年後半から、50年ごろにかけて、マツクイムシの被害が増え、山は、松から桧や杉に樹種転換されて行きました。
 マツクイムシに抵抗性のある松があると聞いたのは数年前です。マツクイムシで枯れた山に生き残った松から苗を育て、それにマツノザイセンチュウを接種し、さらに生き延びたものから採種したり、挿し木で育てるのだそうです。
 抵抗性松の最終製品は、苗木一本づつにマツノザイセンチュウを接種し、生き延びたものだそうです。今回植林に使った苗は、最終製品の一歩前、未接種のものだそうです。
今回の植林は、どれだけのマツが育つのか、実験的なものも含まれていると推測しています。

苗木は50cmくらいです。2年苗だそうです。