大山大神山神社・・・・・・龍の彫刻

 大山大神山神社(だいせんおおがみやまじんじゃ)には何度も行っています。人が少ない、雨上がりの時などは、特に凛とした空気を感じます。大山を訪れる人の中には途中の大山寺で引き返し、大神山神社まで行く人は多くないようです。神社は、博労座にある大山情報館から水平直線距離で1km、標高差150mの所にあります。平均斜度で言うと8.5度。スキーの初心者コースの少し上くらいの傾斜です。まわりにあるものを見ながらゆっくり歩いて、拝殿に上がって神社の由緒など説明を聞く時間を含めて、往復1時間半から2時間かかります。途中、700m続く上りの自然石石畳の参道は、足元をきちんとして行ったほうがいいでしょう。 大神山神社は昔、山岳信仰修験者の遥拝所として始まり、標高900mの地、大山で最も標高の高い位置にある建物です。何度かの火災の後、1805年(今から205年前)に再建された、大山寺で2番目に古い木造建築物で、国の重要文化財です。
2010年9月16日撮影。神社西側から、ナナカマドの実を入れたつもりで撮った写真です。実は色付いていません。
神社左右に長廊を持つ独特な建物です。長廊を含めて、正面間口52mです。

下の写真は、正面入り口にある龍の彫刻。立派な彫刻を見直しています。

下の写真は、北側、下山神社側から撮った神社側面です。奥行き33mです。