奈良平城遷都1300年祭(3)・・・・/甘樫丘(あまかしのおか)=国営飛鳥歴史公園展望台から藤原宮跡を望む

奈良県橿原市にある特別史跡藤原宮跡は、持統天皇が694年に飛鳥浄御原宮(あすかきよみはらのみや)から移り,文武天皇を経て,元明天皇が710年に平城京に移るまでの都です。明日香村にある、天樫丘(あまかしのおか)=国営飛鳥歴史公園展望台、標高148mから展望しました。見たのは、大和三山です。まず、北に向かって立ちます。そこから、西へ70度 約3km先に、畝傍山、標高198.8mがあります。
下の写真は畝傍山

畝傍山の手前に橿原神宮、山の奥の右手に神武天皇陵があります。ここにも行ってきました。
視界を右に移します。北から、西へ10度の所、約4km先に、耳成山、標高139.6mがあります。
下の写真は耳成山

ここと、耳成山の中間地点に、藤原宮跡があり、藤原宮大極殿跡も、藤原京朱雀大路跡もあります。藤原宮跡の標高は、72.6mです。
視界を右に移します。ほぼ北1.8km先に、天香具山、標高152mがあります。
下の写真は天香具山。

平城宮跡に匹敵する広がりを持つ都が、大和三山に囲まれていたということです。
平城宮跡で、朱雀門大極殿を見た後で考えると、藤原宮の、これだけ大きい都は、都造営の費用は莫大だったと思います。なぜ、たった16年間しか続かなかったのでしょうか?
平城京は、710年から794年まで、84年も続いています。