奈良平城遷都1300年祭(2)・・・・法隆寺

法隆寺飛鳥時代の姿を現在に伝える世界最古の木造建築として広く知られています。
現在、法隆寺は塔・金堂を中心とする西院伽藍と、夢殿を中心とした東院伽藍に分けられています。広さ約18万7千平方メートルの境内には、飛鳥時代をはじめとする各時代の粋を集めた建築物が軒をつらね、たくさんの宝物類が伝来しています。国宝・重要文化財に指定されたものだけでも約190件、点数にして2300余点に及んでいます。
このように法隆寺聖徳太子が建立された寺院として、1400年に及ぶ輝かしい伝統を今に誇り、とくに1993年12月には、ユネスコ世界文化遺産のリストに日本で初めて登録されるなど、世界的な仏教文化の宝庫として人々の注目を集めています。(法隆寺ホームページ 法隆寺縁起の一部)
法隆寺のボランティアガイドさん2人と、2グループに分かれて歩きました。予定時間は2時間半。但し、熱が入って3時間になりました。名和歴史研究会で申し込みしていたので、ガイドの方がプレッシャーを感じたと言っておられました。私たちの実態は、歴史を少し加えた観光グループなのですが。
西院伽藍中門。左右に立つ塑像の金剛力士像は立派です。ここより回廊の内側が西院伽藍です。

金堂の壁画。金堂内部に仏像が安置されているため、仏像と仏像の間から見える壁画を、上淀廃寺跡から1991年に発掘された壁画はここの壁画と同時代と推定されていることを思いながら見てきました。写真はありません。

東院伽藍、夢殿に向かう道の少し朽ちかけた土塀に、時の過ぎたことを感じます。
法隆寺を堪能しました。法隆寺の記念写真を撮るべくもう一つのグループを待つ間、中門前の石段の上にみんなで座り込んでいました。
お二人のガイドの方に感謝申し上げます。今後ますますのご活躍お祈りいたします。