比叡山延暦寺

比叡山延暦寺は、2008年11月16日の、日帰りバスツアーで来たことがあります。その時は2時間しか時間がなく、根本中堂と、阿弥陀堂に行きました。もみじがとにかくきれいでした。下はその写真です。

今回は、延暦寺会館で一泊し、時間は充分、今までにないいいツアーでした。企画された方に感謝しています。
下の写真は上と、ほぼ同じ所の写真です。朝のお勤め、6時半朝頃の根本中堂です。まだ人の姿はまばらです。秋に比べたら寂しいですが、それも季節感です。根本中堂は、比叡山延暦寺三塔の中心で、開設以来の「不滅の法灯」が1200年の時をつないでいます。

比叡山焼き討ちについて。もらった、比叡山略史年表には、「元亀2年(1571年)9月12日、織田信長により山上三塔、山下坂本、日吉大社など全焼、数千人が殺される。」と書いてありました。その時焼け残った釣鐘が、国宝殿(平成4年1992年開設)に展示してありました。焼き討ち焼失と、神仏分離・廃仏稀釈の動きの中で、古いものはあまり残っていないそうです。
焼き討ちから60年後、三代将軍家光の命により復興が開始されました。
延暦寺は、根本中堂のある東塔(とうとう)、釈迦堂のある西塔(さいとう)、横川中堂のある横川(よかわ)の三地域で構成されています。現在は105の建物があるそうです。
日本の仏教を宗派を越えて育ててきた大道場です。
下の写真、根本中堂横のしだれ桜。ここだけ桜が咲いていました。比叡山の上のほうでは、桜の花の記憶はありません。

下の写真、延暦寺会館の2階から見た琵琶湖。スギの木は、信者の方が植えられたそうですが、邪魔です。朝は琵琶湖から日の出が見られるそうですが、起きられませんでした。