鍔抜山

いつも見ている大山と、鍔抜山。大山春の一斉清掃が終わって、鍔抜山に登って来ました。鍔抜山は、大山の火山活動の中で最も古い時期に属するもので、96万年前にできたと言われています。川床から香取に抜ける道路端に、登る入り口があります。頂上近くの電波塔管理のための舗装道路を歩いて40分で、電波塔に着きますが、途中歩き始めて25分ほど行くと、道の左手、山側に巨大な岩がありました。道の下側にも斜面に岩が見えます。道路を付ける前にはつながっていたように見えます。道の山側は、高さ20m、幅30mくらいある大岩です。火山の溶岩です。
写真は、道路の山側、谷側の大岩。

電波塔から頂上に向かいます。今の時期は、潅木も少なく通ることができます。

20分ほどで頂上に着きました。三角点の標識はあるのですが、コンクリート製の三角点そのものは見つかりませんでした。頂上の標高、704.8m。

鍔抜山頂上から見た、甲ヶ山、矢筈ヶ山。

去年の5月1日には、矢筈ヶ山から鍔抜山を見ています。(2009年5月5日の日記「矢筈ヶ山(やはずがせん)」に書いています。)周辺はアカマツが植林されていました。
写真の中央左に、枯葉が写っていますが、これはカシワです。どんぐりの殻とが枝に残っていましたが、写真はピンボケでした。落ち葉は少し離れた所にもあります。何本もカシワの木があります。どうしていっぱいあるのでしょうか。カシワは暖かい地域の植物なので、山陰地方には少ないと聞いていました。
鍔抜山には、いっぱいのクロモジに花が咲いています。

上から下りてくる時に見た桜は登る時よりもきれいに見えました。