日吉大社

4月13日、14日と、「大山寺住職 大館禅雄氏と行く 四天王寺日吉大社延暦寺を訪れる旅」(日本海新聞旅行部 企画・実施)を偶然見つけ行ってきました。14、15日の日記、四天王寺伽藍配置と四天王寺(2)に一部を書いています。
今日は、「日吉大社比叡山延暦寺」の一部。日吉大社が中心です。鎮座地は、滋賀県大津市坂本5丁目1番1号。日吉大社は、西本宮を筆頭に、西本宮、東本宮中心に数多くの社殿があります。全国に3千8百余社の分霊社の総本山です。西本宮本殿から、下に向かって下りて行くと、日吉神社の大鳥居があります。下の写真。

鳥居の脇の標柱、「官幣大社日吉神社」 裏には、「明治25年11月吉日」と彫ってあります。その左の標柱には「比叡山延暦寺」と彫ってあります。ここ比叡山の山も麓も神仏習合の地であったのですが、明治政府の神仏分離令により、仏を取り除き、鳥居の正面から右の領域が日吉大社、左の山側が、比叡山延暦寺の領域と分けられた象徴の表示です。日吉大社の本を見ると、ここを流れる大宮川が境のようです。

4月12日から15日は、「山王祭」といって、天下泰平、五穀豊穣を祈願し山王7社の神輿がくり出される祭りです。立派な神輿がありました。大山寺にあるような大きな神輿です。

参道を下りて行くと、穴太衆石積み石垣がづうっと続きます。

伊勢神宮よりは小さいのですが、それに近い、とにかく、規模の大きな神社です。