大山の紅葉は黄色でいいんです・・・・・・自然が残されている証拠です

大山の紅葉は、去年もきれいでした。今年のほうがきれいだと思っています。去年は台風が来なかったし、今年の台風も大風では無かったことが幸いしていると思います。ただ、大山は赤い紅葉が少なくて、寂しいと感じていました。大山に来た人からも言われることがあります。でも、今日知り合いの人と話をしていて、ふっとひらめきました。「大山の紅葉は黄色でいいんです」。

上の写真。撮影2009年10月28日。大山寺橋から、宝珠山方面を見ています。
宝珠山と、山鈷峰に向かう尾根筋は、黄色く紅葉しています。西日を受けて映えています。

撮影2009年10月29日。
大山西側を、博労座駐車場から見ています。西日を受け、明るいところと、陰の境目が出来ている尾根筋が、大山夏山登山道です。写真の電線が横に走っているあたりから少し上にかけて、黄色い紅葉です。このあたり、3合目から6合目はブナ林です。上の写真では、宝珠山もブナ林です。
そうなのです、西日本最大のブナ林を持つ大山の紅葉は、黄色でいいんです。それは自然が残されている証拠なのですから。
もちろん、ブナ林よりも下では、赤い紅葉も見られます。それを探して歩くのも楽しいです。