大神山神社奥宮・後向き門
2009年8月10日、台風9号の影響で山陽地方大雨、新幹線も一部遅れました。山陰側も、朝方雨。雨の止み間を狙って大山大神山神社奥宮まで行きました。
後向き門脇にある、大神山神社奥宮の案内板。社殿は、文化2年竣工と書いてあります。1805年、今から204年前に建てられました。
下の写真は、後向き門。神社側、石段の途中から見ています。雨に濡れた檜皮葺(ひわだぶき)の屋根が何とも言えません。この屋根は、昨年葺き替えられたものです。この後向き門は、元は奥宮から一段下がったところにある、江戸時代に大山寺の政務の中心であった西楽院の門であったものです。明治8年(1875年)、神仏分離令により、西楽院は取り壊され、門がここに移設されました。門の扉が逆に付けられている(かんぬきが参道下側にある)ことから、後向き門と呼ばれています。