大山大神山温泉(2)(だいせんおおがみやまおんせん(2)) ・・・・・・大山参道シャッター通りの解消

大山地域活性化講座2日目、午後大山の野外観察。今回は地形、植物、動物の大山の自然についてです。株式会社ファミリーから、掘削した温泉の現地説明が白雲荘跡地でありました。温泉の水質は、「アルカリ単純温泉水」PH8.5、飲料にも可能だそうです。泉源は、1100mで42℃、1200mで71℃の水脈が見つかったそうですが、1100mが水量が多く、ここからポンプで汲み上げる計画です。安定水量は、150l/分、温度は30〜32℃になるそうです。10月ごろにはポンプの設置工事を計画されています。このあたりは、標高800m位ですから、海面下、300m下から汲み上げることになります。どんなポンプなのか興味はありますが、金属の塊のようなポンプを地下250mに設置し、その下はグラスファイバーパイプを使うそうです。
2009-06-02 の日記 「大山大神山温泉(だいせんおおがみやまおんせん)」も見てください。
もう一つの話題、通りがかりの大山参道で、今までシャッターの下りていた観光物産館にショップがオープンしていました。「山陰クリエーターズ工房「line(ライン)」です。8月5日オープンと聞きました。
もらったパンフレットに載っていたhttpアドレスを付けます。
http://s-c-f.jp/
白雲荘跡地も動き出す計画があり、これで、大山参道はシャッター通りが解消されました。
以下、野外観察の写真。
写真は、米子市淀江町、本宮の泉、名水です。米子市H20.7.31採水水質検査 硬度45mg/lと書いてありました。

私の記憶にある古い本宮では虹鱒が養殖されていました。その池の跡。

クロボク下に見られるAT層10cmくらいあります。約2万5千年前に日本中に降り積もった火山灰層。九州鹿児島、姶良丹沢(あいらたんざわ)火山灰。AT層と言って、地層年代を確定する指標として使われるそうです。(削ってある所上側、黄土色の部分)

ミルクの里から見た弓ヶ浜、島根半島、中海。今日はきれいに見えました。

小林大橋から見た火砕流。佐陀川西岸。