ブナの根張りは盆栽と同じです/大休峠

大山を歩くとブナの倒木によく出会います。秋の台風シーズンが終わった後には、特によく見られます。
写真は2004年10月31日、大山自然歴史館主催の、大山道自然観察会、川床〜大休峠で撮りました。

道をさえぎって倒れたブナです。直径40cmくらいの樹木です。

大休峠の避難小屋すぐそば、南側に倒れたブナ。写真で、倒木の3〜4m左に小屋があります。小屋を壊さないように倒れてくれました。これも直径40cmくらいあります。
根元を見てびっくりしました。根張り直径1.5mくらい、厚みが1mしかありません。樹木の高さは、15mから20m位ありました。このとき初めて知りました。まるで浅い鉢に植えてある盆栽です。
大山寺の寺坊の周りには杉の木が植えてあります。ブナに比べれば倒れにくいからだと聞きました。
今年の大山道観察会は10月25日(日)、川床道(川床〜一向平)を歩く予定です。募集期間は 9月25日(金)〜10月10日(土)です。詳しくは大山自然歴史館のwebページ、秋の大山道自然観察会 を見てください。紅葉がいいです。これこそ大山の秋と感じます。