大山に多い樹木(2)・・・・・・ミズナラ

大山に多い樹木(2)、ミズナラ。木の葉に特徴があります。輪生といって、枝の周りにぐるっと葉が付いています。また、葉柄(ようへい、葉の柄の部分)が極端に短く、枝からすぐ葉が付いているように見えます。これがミズナラの特長です。秋には紅葉し、大体黄色になります。

撮影:2009年6月23日
次の写真は、撮影2007年10月14日、大山寺から中の原スキー場への、登り坂の途中、海側の谷にありました。実が生っています。


木の肌は、縦に小さなひびが入っています。(ほかの樹木でも似た肌をしているものがあります。)
大山では、ブナ、ミズナラ帯といって、大山寺(標高750m)から上の標高1300m位までのところに分布しています。
枡水原リフトの上から、横手道を歩くと、道の上側、下側にミズナラが見られます。写真に載せたものよりも、づっと大きく、樹木の直径30〜50cm位のものがいっぱいあります。秋には、落ちたどんぐりの中に、芽が出かかったものを見ることがあります。春には、道端に3枚くらいの葉を付けた小さいミズナラを見ます。