夏山開きに大山に登るのは・・・・鳥取県人の宿命か

2009年6月17日、日本海新聞記事。夏山開きに大山に登るのは「そこに大山がある」鳥取県人の宿命か・・・・日下部記者登山記がありました。面白いと思ったので載せます。山開きは6月7日。天候はあいにくの雨。
五−七−五の句が載せてありました。解説は新聞をご覧ください。
やれる子だ 自分励まし さあ前へ
雨降りに 落ちたやる気が また落ちる
かっぱ登山 期待できるぞ ダイエット
潤いも 期待できるか 天然ミスト
7回も 100メートル走るほうが きっとつらい
間に合わない 迫る神事に 先急ぐ
「こんにちは」山ではみんなが 顔見知り
いま私 雲の上だよ ラピュタみたい
おにぎりが 荷物に押されて ぺっちゃんこ
頂上は カレーやラーメンの いいにおい
下山して 屋台のカレーに 一目散
消費した カロリー全部 取り戻す
見上げれば 心のアルバム 広がるよ 
編集室
きっとまた 懲りずに登る 大山か
日本の文字文化というのは面白いと思います。短い言葉の中に、読む人の持つ経験にしたがって読めるからです。
私も、昨年三十数年ぶりに登りました。天気がよく満足しました。登り3時間、
久しぶりの頂上だったので、1時間半くらい居ました。下りようと歩き始めて太ももに痙攣。
それでも何とか下りてきました。それこそ一歩一歩です。下り2時間半。その時は
もう登らないと思いましたが、また行きたいですね。頂上で食べたインスタントラーメンのおいしさと
帰って入った風呂の気持ちよさは忘れられません。
頂上までの登山ではなく、大山のふもとを歩くのも楽しいです。ぜひトライしてみませんか。
樹木、花、歴史それぞれ思いを馳せながら歩きます。雨も土砂降りを除けば、味わえない趣があります。

頂上から日本海側を見る
撮影2008年6月14日