「大山」と書いて「だいせん」と読む

 「大山」と書いて「だいせん」と読むのは、鳥取県では常識。小学校の教科書に「おおやま」と出てきたのは神奈川県にある大山のことで驚きでした。昔のことですが覚えています。昨日書いた国土地理院の地図閲覧サービスで、<地名公共施設による検索>ができます。「大山」と入力し、検索対象を<地名等注記>にチェックして検索すると、319件がリストアップされます。
その中で、「だいせん」と読むものが36件。
岡山県高梁市・・・1件、島根県雲南市・・・2件、広島県庄原市・・・2件、鳥取県・・・31件。鳥取県が圧倒的に多く、その他は近県です。また、大山の周りには、蒜山(ひるぜん)、烏ヶ山(からすがせん)、甲ヶ山(かぶとがせん)、野田ヶ山(のだがせん)と呼ばれる地名や、山があります。「山」を「せん」と読むのは仏教の影響であるといわれています。古くは、「山」を「せん」と読もうと言う人たちがこのあたりに生きていたのでしょう。
このブログでは、大山(だいせん)とその周辺(1300年の歴史と100万年の時を超えて)について書きます。

国土地理院の地図閲覧サービスURL
http://watchizu.gsi.go.jp/



クルマバソウ。葉の付き方が、時代劇に出てくる大八車の車輪に似ていることから。



ヤマボウシ。中央の花実はお坊さんの頭、白いがくは僧衣に見立てて。